From 2015, 2015年より、

マイナーなユーカリ達』は日本語のみでというか、英語にできないだけですが、ユーカリに関する栽培記録を掲載しています。

The English version is "Slow Life - Tidings of four seasons".
I am weak in English. For that reason I aim at something like picture book, that is represented by words of a little.

英語版としていますが、タイトル通り『四季の便り』として、日本語と英語の併記で四季折々のユーカリの姿を掲載しています。

Aromaphloia アロマフロイア』では、バラやアロマオイルなどユーカリ以外のものを掲載しています。

10/09/2011

三つ葉のユーカリ・ムーンラグーン

1年以上3号ポットで我慢させていたユーカリは、根詰まりで

葉が落ちるやら、
枝が枯れるやら、
成長がストップするやら、
ひどいものは全枯れするやらで、

5号のポットに植替え中です。

根っこがパンパンで鉢底ネットが見えないものまで有りました。

鉢底ネットは最小の大きさにしないと、ネット外しに時間がかかって、
植替えがなかなか進みませんね。

数が多いと少々の無茶もありで、
最悪根っこを切ったものもあります。
枯れないで欲しい・・・

だけど、水やりでは見ている様で見ていないもので、
植替えで、三つ葉のユーカリを見つけました。


学名:Eucalyptus moon lagoon(ユーカリ・ムーンラグーン)
英名:Fine-leafed mallee


モリスビーの三つ葉を見つけたのは幹についた葉で、
成長するにつれて、2枚葉になりましたが、

今回のムーンラグーンは枝の約半数が三つ葉でした。


宝くじにでもあたると嬉しいのですが、
三つ葉を見つけたと言う事で、
運を使い果たした様な気がします。



Eucalyptus scoparia ですが、ゴールデンクラウンを見つけようという事で、
寄せ植えにしていましたが、
1本だけ少し黄色みがかかったものがありましたので、
通常のスコーパリアをごぼう抜きで分離しましたが、
そう簡単にゴールデンクラウンに出会えるとは思えませんし、
荒っぽい作業をしましたので、
枯れないかが心配です。

10/08/2011

秋のユーカリ

モリスビーのタネに混ざっていたものです。

しばらくはモリスビーだと思って育てていましたが、



大きくなるにつれてモリスビーとは違った葉の形状になった品種です。


品種は特定できていません。


ですが、こうやってピンク色に色づきますので、


常緑種が多い中で、四季を感じさせてくれる品種の1つです。

8/20/2011

コメントに書いたユーカリの写真です

『ユーカリ・プルベルレンタの植替え』のコメントに書いたユーカリの写真です。

学名:Eucalyptus glaucescens(ユーカリ・グラウスセンス)
英名:Tingiringi gum


冬でもそこそこシルバーをキープしてくれますし、

夏は写真の通り、シルバーが綺麗な品種です。

置き場所ですが、太陽が少し南に傾いた今の時期は、

お昼前後は日陰になりますが、

それ以外は太陽の光を受けています。








下の方の小さな枝に枯れが見受けられますが、

それ以外は元気です。

お気に入りの点は、

シャープなミントの香りが強く、

年中シルバーが楽しめ、

成長がスローですので、大鉢を気にしなくて済むところです。

また、斜め上に枝を出してくれますので、お気に入りの樹形にしやすいという点でしょうか。




学名:Eucalyptus delegatensis(ユーカリ・デレガテンシス)
英名:White top


左側:delegatensis ssp. tasmaniensis(デレガテンシス・タスマニエンシス)

右側:delegatensis ssp. delegatensis(デレガテンシス・デレガテンシス)

30センチ程でカットしています。

デレガテンシス・デレガテンシスはデレガテンシス・タスマニエンシスと比べて葉の大きさは倍以上有るでしょうか。

いずれの品種も葉は縦向けになります。

帆掛け舟状態ですので、風が吹くと一番最初に倒れるユーカリです。



学名:Eucalyptus rhodantha(ユーカリ・ロダンタ)
英名:Rose Mallee

学名:Eucalyptus macrocarpa ssp. macrocarpa(ユーカリ・マクロカルパ・マクロカルパ)
英名:Rose of the West


左:rhodantha(ロダンタ)

右:macrocarpa ssp. macrocarpa(マクロカルパ・マクロカルパ)

いずれも2鉢ずつあったのですが、ロダンタは1鉢枯れてしまいました。

マクロカルパと同じ場所でセットで管理していたのですが、

なぜかロダンタの1鉢は根ぐされでも起こしたようです。

原因の良く分からない枯れ方でした。




マクロカルパの先端はカットしていますが、

新芽が出てきています。

良く見ると、茎を挟んで2本出ているのではなく、

同じ側から2本出てきた様です。











学名:Eucalyptus scoparia(ユーカリ・スコーパリア)
英名:Wallangarra white gum


写真のスコーパリアは、年間を通じてまんべんなく太陽の光にあたっているスコーパリアです。

先端あたりの葉は少し赤みを帯びますが、問題無く成長してきます。

冬場日陰になりがちな場所に置いてあるスコーパリアは、夏の直射日光で1鉢枯れてしまいました。

夏冬通して日陰になる場所に置いているスコーパリアでも、枯れてきているものがあります。

栽培環境と個体がマッチすれば育ちますし、そうでなければ枯れるという、

日当たりなのか、日陰なのか個体に聞かないと分からない品種です。

学名:Eucalyptus albida(ユーカリ・アルビダ)
英名:White-leaved mallee


枯れの初期症状の様に、先端部が黄色くなり出しましたので、

鉢サイズとユーカリの大きさがアンバランスになってきたと判断しましたので、

左側2本の枝を1/2~2/3カットした結果、写真の通り先端部が復活してきました。










先端部はシルバーを取り戻し、

脇芽も出てきています。














学名:Eucalyptus gillii(ユーカリ・ギリー)
英名:Curly mallee


すべての枝と言えば良いのか、

すべての幹と言えば良いのか、

すべての先端が枯れてきましたので、

サイズ調整のため、

すべての先端をカットしました。

状態的には落ち着いています。







根元の状態です。

英名がカーリーマリーという位ですので、マリー状に育つので、

すべてが幹なんでしょうね。

脱皮中です。









学名:Eucalyptus vernicosa(ユーカリ・ベルニコサ)
英名:Varnished gum


ベルニコサ、ユーカリとは思えない超スローな成長で、

面白うそうな品種です。

小さな苗は、気が付いたら枯れていると言うケースが多いので少々気がかりですが、

大きくなっても枯れる時は一気ですので、

気にしない様にと自分に言い聞かせています。








学名:Eucalyptus nitens(ユーカリ・ニテンス)
英名:Shining gum


ベルニコサと正反対の、でかくなりそうな品種です。

葉色も薄く、厚みも薄い、野菜でも触っているかの様な葉です。

幹も青々とした苗状態です。

支柱を立てていますが、結束はせず、倒れてくるのを支えているだけです。

苗とは言え、尺鉢で丁度と言った状態です。







コメントで話題に上がったユーカリ達の近況です。

8/16/2011

点滴型水やり器で育てていたユーカリ

点滴型水やり器『水やり当番』で育てていたユーカリ・オービフォリアですが、



水分供給部に根っこを張ってしまい、

十分に供給できなくなってしまいましたので、

通常の管理に戻しました。











今までの年間給水量は、尺鉢に近い大きさですが、

点滴型水やり器での給水量は、根っこを張った状態で、1日あたり13cc程です。

台所の軽量カップで13ccを見てください、きっとそんな水やりはしないでしょう、

軽量カップ一杯はせめてまいてあげたいと言った量です。

年間8回位は毎回1リットル位水を与えていますが、

1リットル位は楽勝に吸い込んでしまいます。

トータルの給水量を降水量に置き換えると180mm位で、自生地の年間降水量254mmよりはるかに下回っています。

後の祭りですが、水やり当番を2個設置して、247mm位になりそうです。



樹高は120センチ程で、

見た目、

枝数もあり、

小さいながらに葉っぱも沢山付いていて綺麗ですが、











西日しか当たらないところに、2年間置いていましたので、

東側には枝が無い状態です。

東側の枝が西に向いて伸びているのではなく、

東側の枝はすべて枯れています。











枝の先端には、銀色の小さな葉っぱが付いていて、

綺麗なユーカリですが、

大きくなった葉っぱは、水分の供給量の関係で、

保持できなくなっているようです。









最小限の枝数で、緑の葉っぱは切り捨て、今一元気を感じられない状態で、

水分量に合わせてたくましく生き延びるユーカリです。

これから、水やり大好き爺さんのもとで、ぬるま湯につかった様な環境で、

どう育つのでしょね?

これほどすごい銀色は見おさめかも知れませんね?


学名:Eucalyptus orbifolia(ユーカリ・オービフォリア)
英名:Round leaved mallee
和名:ハートリーフユーカリ

8/13/2011

ユーカリ・プルベルレンタの植替え

毎日暑い日が続いています。

人もこまめに水分を補給しないと熱中症になってしまう様な暑さですが、

植木鉢もみるみるうちに乾燥してしまいます。

今一番気になっていたのが、ひょろっと伸びた3メートル位のプルベルレンタで、

1日に吸い上げる水分は1.5リットル~2リットル位です。

24時間後に1.5リットルの水を鉢に流し込んでも、30センチの鉢では底から水が出てきません。

もうこの鉢の大きさでは、3メートル位のプルベルレンタには限界なのでしょう。

真夏の暑い時期ですが、植替えを決行しました。


朝一番に植替えをスムーズに終えるため、

前日に支柱のセッティング、底石、土を少量入れて、後は鉢から抜いて入れ替えるまでの作業を先行、

今ある支柱は極限まで解体、夜に突風が吹かない事を祈って翌朝を迎えました。


朝7時前から植替え開始。

写真を撮っている精神的余裕がありませんので、途中経過の写真は有りません。

茎を折らない様に細心の注意を払いながら横倒し。

先端をカットしていますので、長さは2.8メートルでした。


鉢から抜けません。

鉢が割れるのを覚悟で、ラバーハンマーで鉢を叩いて分離、

取り付けてある支柱は外さずに、支柱ごと植替え、

荒っぽい様ですが、支柱があることで、ふにゃふにゃしたユーカリが取り扱いしやすかったです。



支柱を新しい支柱と取り換えて作業完了。

終了したのは9時でした。

昨日の前準備と合わせると約3時間の作業でした。

想定外に上部が重く、支柱の補強等の時間も含んでいます。

休日の朝早くからの作業ですので、助っ人無しの独り作業です。

夏の暑い時期は香りが薄く感じられるのですが、

さすがにこの大きさを扱っていると、

スーとするユーカリの香りが、2~3メートル離れても香っていました。





学名:Eucalyptus pulverulenta(ユーカリ・プルベルレンタ)
英名:Silver-leaved mountain gum
和名:銀世界

8/06/2011

朝日に光るユーカリ・アルビダ

夜中に雨が降った様で植木鉢は湿っていました。

これなら水やりは要らない様子でしたので、

久しぶりにゆっくりとユーカリ達を眺めていると、

私を見てくださいと言わんばかりにキラキラ光っているユーカリが、

アルビダでした。



雨は明け方に降ったのでしょうか、

アルビダのオイル分が水分をはじき、

水玉になっています。


アルビダは太陽の光を90度屈折させて、

私にシルバーリーフを見てとアピールしている様で、

光とアルビダのコラボを楽しませてもらいました。




朝の涼しいうちに水やりをしようと、早起きした甲斐がありました。


学名:Eucalyptus albida(ユーカリ・アルビダ)
英名:White-leaved Mallee

7/18/2011

ユーカリ ニューフェイス

ユーカリの薫るベランダで』のeucalyptus_kさん宅から、ニューフェイスがやって来ました。

5月下旬に我が家へ来たものの、日中は何かと用事があって、

最終の植替えは1週間前で、掲載出来るまで2ヶ月近くかかってしまいました。



学名:Eucalyptus accedens(ユーカリ・アクセデンス)
英名:Powder-bark wandoo
















学名:Eucalyptus brookeriana(ユーカリ・ブルッケリアーナ)
英名:Brooker's gum
















学名:Eucalyptus camphora(ユーカリ・カンフォーラ)
英名:Broad-leaved Sally
















学名:Eucalyptus cephalocarpa(ユーカリ・セファロカルパ)
英名:Silver-leaved Stringybark
















学名:Eucalyptus cinerea var. pendula(ユーカリ・シネレア・ペンデュラ)
英名:-----
















学名:Eucalyptus cypellocarpa(ユーカリ・シペロカルパ)
英名:Mountain gray gum
















学名:Eucalyptus dalrympleana(ユーカリ・ダルリンプレアナ)
英名:Mountain gum
















学名:Eucalyptus extrica(ユーカリ・エクストリカ)
英名:Eastern tallerack
















学名:Eucalyptus fasciculosa(ユーカリ・ファスィクローザ)
英名:Pink gum
















学名:Eucalyptus globulus ssp pseudoglobulus(ユーカリ・グロブルス・スドーグロブルス)
英名:Victorian eurabbie
















学名:Eucalyptus leptophylla(ユーカリ・レプトフィラ)
英名:Narrow-leaved red mallee
















学名:Eucalyptus macrocarpa ssp. elachantha(ユーカリ・マクロカルパ・エラチャンサ)
英名:Mottlecah
















学名:Eucalyptus mannifera ssp. Praecox(ユーカリ・マニフェラ・プレーコクス)
英名:Brittle gum
















学名:Eucalyptus ovata(ユーカリ・オバータ)
英名:Swamp gum, Black gum
















学名:Eucalyptus perriniana (Mainland form)(ユーカリ・ペリニアナ(メインランド))
英名:Spinning Gum
和名:ツキヌキユーカリ















学名:Eucalyptus petiolaris(ユーカリ・ぺティオラリス)
英名:Water gum, Blue gum

















学名:Eucalyptus pimpiniana(ユーカリ・ピンピニアーナ)
英名:Pimpin mallee
















学名:Eucalyptus pruinosa(ユーカリ・プルイノーサ)
英名:Silver box; Silverleaf box
















学名:Eucalyptus punctata(ユーカリ・プンクタータ)
英名:Grey gum
















学名:Eucalyptus regnans(ユーカリ・レグナンス)
英名:Mountain ash, Swamp gum, Stringy gum, Giant ash
















学名:Eucalyptus urna(ユーカリ・アーナ)
英名:Merrit
















学名:Eucalyptus vernicosa(ユーカリ・ベルニコサ)
英名:Varnished gum
















学名:Eucalyptus woodwardii(ユーカリ・ウッドワーディー)
英名:Lemon flowered mallee














以下の2品種は、我が家で越冬出来なかった品種で、

再チャレンジという事で、育った苗を頂戴しました。
 


学名:Eucalyptus erythrocorys(ユーカリ・エリスロコリス)
英名:Illyarie, Red cap gum
















学名:Eucalyptus pleurocarpa(ユーカリ・プレウロカルパ)
英名:Tallerack















写真は本日一斉に撮りました。

6/17/2011

ユーカリと菌根菌

以前にも一度触れた事がありますが、改めて菌根菌を取り上げます。

菌根を作って植物と共生する菌類のことを菌根菌と言い、菌根菌はキノコ・カビ・酵母などの様な真菌を言います。
体が多数の菌糸と呼ばれる管状の細胞で構成されているものが糸状菌と言われ、土壌中の糸状菌が根に着生したものを菌根と言います。
根っこに張り付いた有益なカビです。

いつから共生が始まったのかは不明ですが、4億年前の化石から発見されたとの報告があるそうです。
初期の人類(アウストラロピテクス)が約300万年前に誕生したと言われますが、菌根菌ははるか昔から植物と共生していたようです。


簡単にまとめると、
  菌根菌
    ↓
根⇔菌根(カビ)⇔土壌
   ↑
  根に対して
1.    肥料分の吸収・輸送
2.    水分吸収能力の強化
3.    有害物質のブロック
  糸状菌に対して
1.    光合成産物(炭素化合物)の供給
炭水化物
アミノ酸
有機酸
酵素類など

菌根の役目の水分・栄養の吸収という面では、
菌糸が広がる事により養分・水分を吸収しやすくなりますし、根っこが入れない微小な隙間にも入り込めるため、貧栄養な地域や乾燥地でユーカリが育つためには必要不可欠なものではないでしょうか。
例えば根がロープの太さだとして、菌糸が糸の太さで、糸がいっぱい張り巡らされている植木鉢をを想像すると、少量の水分でも糸が吸収していくさまが想像できます。
根1メートルに対して、菌糸が300メートル~500メートルあったという報告があった様です。

菌根の役目としての有害物質のブロックで思い当たることは、
オーストラリアと言うとボーキサイトの産出量で世界トップです。
ボーキサイト=鉄礬土(てつばんど)はアルミニウムの原料で、酸化アルミニウムを多く含む鉱石です。
アルミニウムは植物にとって成長を阻害する物質として知られていますが、菌根がブロックしていると考えても良い様な気がします。
菌根無しでは生きられない環境なのかも知れませんね。

ウエブステリアーナなどは極度に過湿を嫌います。
根っこは貧弱で、想像するに菌根依存度が高いと思われます。
つまり、過湿になることにより好気性の菌根菌が死滅し、給水能力が低下して落葉が発生するのではないでしょうか。

菌根には共生の形態から内生菌根と外生菌根があり、菌根菌が根っこの細胞膜の内部に着生するものを内生菌根、根の細胞膜の外側に菌根を着生するものを外生菌根と言いますが、ユーカリは外生菌根です。
菌根菌が死んでも、外生菌根ですので、根っこへの影響が軽症で済むため、落葉と言う現象で済んでいるのかも知れませんね。

菌根菌が活性しやすい土壌にするのが、病気に強い、良く育つ、というキーワードにつながる可能性がありますね。

秋の頃でしょうか、植木鉢にキノコが生えているのを見たことが無いでしょうか?
キノコも真菌の一種ですので、キノコが生えている土壌は菌根菌が活発になれるというサインなんでしょうかね?

6/11/2011

試験管で育てていたユーカリ

2010年2月に試験管で、

給水ポリマーに播種し、

セラミスグラニューを用土として、

無肥料で、

極端に日当たりの悪い場所で、

根っこの発育状態を見るために育てていました。



光のあたる部分には一切根っこを出さずじまいで、

根っこの発育状態を観察する事はできませんでしたが、

試験管の洗浄時に、一度確認した位です。



1年と4ケ月、ついに枯れてしまいましたので、

標本として、残しました。





地上部 約35ミリ

地下部 約200ミリ

根っこの長さは、茎の長さの約5.7倍です。

今まで持っていた根っこのイメージは、地上部を上下反対にして、そのまま土に埋め込んだ様な物を想像していましたが、

地下部の成長は、地上部とはまったく異なり、地上部よりたくましく成長する事が判明しました。

樹高が1メートルでしたら、根っこも1メートルと言うのは、

私にとって、昨日までの認識不足で、

樹高が1メートルでしたら、根っこは真下に6メール位伸びていても不思議でないという事になります。

恐るべしユーカリの根っこです。


観察品種
学名:Eucalyptus Moon Lagoon(ユーカリ・ムーンラグーン)
英名:Fine-Leafed mallee

5/28/2011

ユーカリと牡蠣殻消石灰

おっさんラベンダー(ハンドルネーム)さんの『香川県でおかむらさきを咲かせる方法』を読ませて頂きました。

たっぷり有機石灰をまいて、たっぷり水をやって有機石灰を溶かしましょ。 1月の記事でしたので、凍結の心配などしないでとあり、おっさんラベンダーさんの乗りに引き込まれるように、ユーカリに牡蠣殻消石灰をたっぷりとまき、一番寒い時期にもかかわらず大量の水で溶かしました。

1月の写真です。

調子に乗ってすべてのポットにまいてしまいましたので、まいた場合とまいていない場合の成長の差は分かりませんが、感触的にはGoodな感じです。

感触的にGoodだけでは分かりにくいと思いますので、少し付け加えると、

オーストラリアには世界遺産ピナクルズの石灰岩をはじめとして、石灰岩が削られてできた白砂の美しい海岸等、石灰をキーワードとするものが結構多い様に感じます。

海底が隆起して出来た石灰岩の平地、そんなところに自生しているユーカリは、カルシウムやミネラルをたっぷりと吸収して育っているはずです。

また、砂漠のやせた土地(肥沃で無い)で何を栄養源にユーカリが育っているのかを考えると、カルシウム分を含んだ水やミネラル豊富な水を栄養源にしていると考えられます。

もっと他にも要因があるのかも知れませんが・・・

カルシウム・ミネラル・消石灰となると牡蠣殻消石灰が今のところユーカリの栄養源としてベストチョイスの1つではないか?

という事で後先無しに牡蠣殻消石灰をたっぷりと、花咲かじじいにでもなった様にまいてしまいました。

結果的に、悪くありません。

5/24/2011

『ユーカリ愛好会』の会員募集中です。

登録は『ユーカリの薫るベランダで』eucalyptus_kさんのブログからお願いいたします。

eucalyptus_kさんと二人で始めたユーカリの苗の交換会ですが、会のたびに時間を忘れて二人で盛り上がっていました。

情報だけでしたらブログでも十分かも知れません。
でも交換会には実物のユーカリがあります。
微妙な葉の色、香りは実物でしか味わえません。
機会となる場が出来ればいいのにな・・・
と言うのが私の原点で、eucalyptus_kさんに会を作ると人が集まるかな?
と質問を投げかけました。

行動力のあるeucalyptus_kさん、ブログの通りです。

私の住まいは自己紹介にある通り、大阪府枚方市です。
今はこの辺りで苗の交換会が開かれていると思って頂ければ間違いありません。

もう一つの理由として、いくらブログのコメントとはいえ、そういうのは苦手で、書き込み出来ないというかたがいらっしゃると思います。

実は私がそうなんです。 コメントの書き込み、苦手なんです。
知らないところになかなか飛び込めないタイプなんです。
人見知りするタイプなんです。
だから人前に立つのがめっちゃ苦手です。
ブログを書いていても、そんな人間がいるという証拠みたいなものです。

私やeucalyptus_kさんとのメールアドレスの交換はしますので、会員になられたかたの質問にしてもメールでOKですので、最初の一歩だけ踏み出して頂ければ、あとは新しいお友達が出来たと思って頂ければ幸いです。
男女問わずお問い合わせがちらほらあるようです。

4/30/2011

頑張っているユーカリ達 #2

昨日のペリニアナの写真が不鮮明でしたので、撮り直ししました。


学名:Eucalyptus perriniana(ユーカリ・ペリニアナ)
英名:Spinning gum
和名:ツキヌキユーカリ













さらに、


学名:Eucalyptus nova anglica(ユーカリ・ノバアングリカ)
英名:New England Peppermint / Black Peppermint




葉っぱは茶色になり、バリバリに乾燥しています。

冬季の寒風で枯れました。













ですが、低い位置の枯れ葉の付け根から新芽が出てきました。









新芽かどうか定かではありませんが、


学名:Eucalyptus tetraptera(ユーカリ・テトラプテラ)
英名:Square-fruited mallee




葉っぱは茶色になり、バリバリに乾燥しています。


冬季の寒風で枯れました。













新芽でしょうか?










強いと言うか、

私にとっては、生かされている以上、精一杯頑張ろうやと、叱咤激励が聞こえてくるような気がします。