From 2015, 2015年より、

マイナーなユーカリ達』は日本語のみでというか、英語にできないだけですが、ユーカリに関する栽培記録を掲載しています。

The English version is "Slow Life - Tidings of four seasons".
I am weak in English. For that reason I aim at something like picture book, that is represented by words of a little.

英語版としていますが、タイトル通り『四季の便り』として、日本語と英語の併記で四季折々のユーカリの姿を掲載しています。

Aromaphloia アロマフロイア』では、バラやアロマオイルなどユーカリ以外のものを掲載しています。

5/21/2016

ユーカリ ポリアンセモスが枯れてしまいしたが


Botanical Name: Eucalyptus polyanthemos ssp polyanthemos
Common Name: Red box

学名:ユーカリ ポリアンセモス ポリアンセモス
和名:ハートリーフユーカリ / ポポラス

樹高150センチ
10号鉢
6年もの

3月に葉枯れ(全ての葉)を起こしました。
あえて葉枯れと書きましたが、写真の通り今は幹や枝からは新芽が吹いていますので、幹や枝は枯れていなかったことを物語っています。

振り返ってみるとこの冬、ユーカリに水やりした回数は2回位で、日中の気温が20度位でしたらさほど暑くもなく過ごしやすい気温ですので、冬からの延長線上でついつい植え木鉢が乾いていても水やりするのをスルーしまいます。

春から初夏にかけては特にバラに手がとられて、ユーカリはその次で少し雑な扱いになる傾向があります。

水分不足になったユーカリは枯れを起こします。

当然といえば当然のことで、水切れを起こした大抵の植物はしおれて枯れますよね!

今回、水切れサインのお辞儀が無かった様で、昨年の秋に出た芽がひと冬越えて硬くなっていたのでしょうか?

枯れに話を戻しますが、

ここで疑問に思ったのが、ユーカリは水切れを起こしても、一気に枝まで枯れないのか?
枯れていく葉を段階別に表現すると、

第一段階では太い葉脈辺りは水分があるのですが、以外の部分の葉色が薄くなり枯れてきた、ヤバい。

第二段階では太い葉脈部分も水分が無くなり葉全体(1枚ごと)の色が薄くなり弾力が無くなり、やってしもた。

第三段階では、葉が茶色くなり少し強めの風が吹くと散り出し、もうあかん。

私の感覚的なものですが、この3段階に要するに時間は非常に短期間です。

降雨量の少ないところで育っている樹木ですので、水分があとわずかになると、葉が水分の消費を緊急停止し、幹や枝を守りに入る様です。

緊急停止はカリウムよる浸透圧をカリウムイオンを一気に減らして水分を浸透しなくさせるのか、それとも落葉の際に最終的に作られる葉柄と枝の付け根の隔壁が問答無用で作られるのでしょうか?

ユーカリの恐るべし進化ですね!

ユーカリの場合、水のやり忘れの枯れはもうあかんで諦めず、第三段階まででしたら、枝を確認して、艶のある枝が残っているようでしたら、かなりの確率で息を吹き替えします。

枯れたようでも、生きてますよ~


私のところでは用土を大粒の軽石に切り替えていますので、水はけも良く、軽石間の隙間も十分あるので空気も入りやすく、根腐れの心配があまりないので、第一段階から他のユーカリに水やりするときに、ポリアンセモスにも普通通り水やりをしていました。

フッカツw

これは水切れによる枯れのケースです。

過湿による枯れはユーカリにとってかなり厳しい状況になります。

PS. このユーカリは、朝日は当たるのですが、昼前からからは日陰になる、建物の北側の明るい日陰で育てています。 軒下付近で風向きによっては雨が当たらない時もあります。 冬場の北風はまともにあたります。

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